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成果物

「4次元統合黒潮圏資源學」出版計畫[2020]

 平成30年11月に実施した外部評価委員會による中間評価では、プログラム全體の方向性や個別研究の関連を明確にすること、研究成果を學部?大學院教育へ還元することの必要性が指摘され(中間評価報告書、令和元年2月)、プログラム全體會議(令和元年10月)において、「黒潮圏資源研究の推進による研究成果をもとに総合的海洋資源管理の體系化を実現し海洋人材の育成を目指す」という基本方針が共有されるとともに、その実現にむけ「4次元黒潮資源學に関する教科書を作成すること」が目標として掲げられました。令和2年度には、本プロジェクトによる研究教育活動の成果を教科書にとりまとめる基本方針を合意し(令和2年4月)、目次構成や執筆要項について検討(10月)、各節の執筆者と執筆タイトル最終案(令和3年1月)に基づき初稿を執筆?収集しました(~3月)。令和3年度マスタープランの重點実行計畫として教科書出版を位置づけ、事業最終年度完成と授業での活用を目指しています。

高知大學×SDGs (Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)[2020]

 「Super Regional University(SRU)」としで地域、高知県、全國および全世界におけるSDGsの達成を目指す本學の取り組みにおいで國際深海科學掘削計畫への參畫、海底鉱物資源の生成環境の解明、歴史的な大規模自然災害の調査と防災教育への活用、環境に優しい養殖技術の開発や黒潮流域圏の國際教育·研究ネットワーク構築など、13. 「気候変動に具體的な対策を」や14.「海の豊かさを守ろう」の項目を中心に多くの取り組みの推進によって貢獻しています。

報告會等

文部科學省特別経費「4次元統合黒潮圏資源學の創成」
 令和元年度(2019年度)第2回全體會議[2019]

 令和元年度年次報告會は,10月の全體會議に続き,「4次元黒潮圏資源學」を強く意識することを目標に掲げ,2020年2月21日(金)午後,コアセンターB棟2階セミナー室で開催されました(寫真1)。

 前半の個人研究進捗狀況報告では,「4次元黒潮資源」をどう捉えどのように関係した研究活動であるかに意識をすえた報告會となりました。I-1班からは,地球科學的メカニズム探求を鉱物?ハイドレート資源のポテンシャル評価ならびにリスク軽減に生かす取り組み,レアメタルから新機能物質を造り出す試みなどが,I-2班からは,ヘドロ(非資源?環境汚濁物質)に手を加えエビ(資源)を育てる“地鶏エビ”構想(汚濁養殖池の再生)や,環境遡及型ウイルス學による赤潮の評価?対策?遺伝子資源活用,深層水資源の有用性実証?予防健康維持増進補助商品開発の取り組み(寫真2)などが,I-3班からは,地質時代におけるマンガン酸化物形成と大気?海洋循環との相関,黒潮?黒潮続流の変動パタンや氷期-間氷期変動解明への取り組み,黒潮生物(有孔蟲)の種多様性形成メカニズム解明への取り組みなどが紹介されました。

 持続可能性をキーワードにした発表が複數あり,「資源物質の生物物質循環を時間発展系として捉えること」は資源探査とリスク軽減に役立つこと,「マイクロプラスチック(環境汚染物質)を生物が體內(殻內)に取り込む現象」は「環境汚染対策への応用が可能で新資源學の一翼を擔い得る」こと,「ヘドロからエビを育てる」アイデアは,生物物質循環として自己完結する取り組みである等,闊達な意見交換から興味深い視點がでてきました。

 後半の議論を受け,「4次元黒潮資源創成」を強く意識し今後もプロジェクトを推進していくこと,その具現化にむけテキスト作成企畫案を元に前向きに検討していくこと等が議論されました。また,黒潮圏総合科學専攻の教育研究への現在の取り組みや改組にむけたビジョン概要が紹介され,本プロジェクトとして可能な限り協力していくことになりました。

 翌週からはコロナウイルス対策(寫真3)で多くの集會がキャンセルとなり,タイミング良く開催され充実した一時となりました。

寫真1:個人研究報告會の様子(総計17名が出席)

寫真2:深層水資源に関する講演(演者:竹內啓晃客員教授)

寫真3:コロナウイルス厳戒態勢が敷かれる前の開催ではありましたが,消毒液やペーパータオルを準備し対策をとりました

文部科學省特別経費「4次元統合黒潮圏資源學の創成」
 令和元年度(2019年度)第1回全體會議[2019]

 プロジェクト後半の進め方について議論するために,2019年10月29日(火),コアセンターB棟2階セミナー室において,本年度最初の全體會議を開催しました。前年度に実施された外部評価委員會(高橋正征委員長ほか2名)による中間評価では,「ユニークな取り組み」と評価された一方「プログラム全體としての方向性の弱さ」が指摘されました。改善に向けては,“4次元資源”に関する議論を活性化させ,

 1)“持続性ある開発目標, SDGs”と関連づけ,少し長い時間スケールや目的で資源を考えること

 2)學會?一般社會への情報発信や,“ 資源學概論”などで學部?大學院の學生に教育することが重要であると,具體策とともに助言されました。

 プロジェクトリーダーの徳山英一教授から,各班のミッションや相互の関連性を明確化するため,「黒潮圏資源研究の推進」(I班)の研究成果をもとに,「総合的海洋資源管理體の體系化」(II班)を実現し,さらに「海洋人材の育成」(III班)を目指すという基本方針が示されました。

 出席者17名(欠席5名)による闊達な質疑応答?意見交換が行われ,

 1)「4次元資源」のマップに,個々人のあつかっているキーワード,立ち位置をマッピングすること
 2)4次元黒潮資源學に関する教科書を作成すること
 3)個々人の「資源」の捉えかた,「資源」「黒潮」とのかかわり,あつかう「時間?空間スケール」について明確な意思表示を行うこと
 4)にもとづき総括班でテーマを決め,議論の場をふやしていくこと

などが提案され,合意されました。また,II, III班の教育に関連して,10月末から開始された大學院博士課程改組にむけたワーキンググループの活動がメンバーの村山雅史教授より紹介され,情報共有が図られました。欠席した長谷川精講師からの提案として,黒潮域の海底金屬資源と風成塵?偏西風強度に関する班橫斷研究案(下図參照)が紹介され,黒潮資源環境の時間発展を考える取り組みとして歓迎されました。また,“ポスト4次元資源”にむけては十分な戦略と若手の強い意志が必要不可欠との問題提起があり長崎慶三教授および若手代表として浦本豪一郎特任助教より抱負が語られました。

完新世と最終氷期の風成塵體積量
 ?風成塵&鉄含有量は氷期に多い(約20倍)
 ?マンガンクラスト中の縞構造も,氷期-間氷期サイクルにおける風成塵&鉄含有量の変化を反映していると考えられる

過去の風成塵量の変化(マンガンクラスト中)
 ?マンガンクラスト中の石英量も緯度毎に異なる変動を示す
 ?フラックス(単位時間?単位體積當りの堆積量)に換算し, 風成塵量の時空変化を定量的に復元する
Shimizu&Usui(2017)を改図

文部科學省特別経費4次元統合黒潮圏の創成
 中間成果報告會[2018]

 2018年度は、6ヶ年度にわたって実施される本プロジェクトの3年目に當たることから、2018年度上半期までの約2年半の実施內容に対する外部評価を行ないました。高橋正征東京大學?高知大學名譽教授(委員長)中原裕幸海洋産業研究會常務理事および西村昭産業技術総合研究所名譽リサーチャーの3名の外部評価委員をお招きし、2018年11月6日(火)の午後に朝倉キャンパスメディアホールにおいて、各班の実施報告、総合討論および外部評価委員による講評が実施されました。

 前半の実施報告および総合討論は公開で実施されました。各班の班長による2016年度のプロジェクト開始から2018年9月末までの実施內容の報告や出席したメンバーによる個別の取組みの紹介に対して、外部評価委員や會場からの質疑応答が行なわれました。その後、非公開形式で外部評価委員から講評をいただきました。

 プロジェクト全體の方向性として「俯瞰」することが謳われているにも関わらず、実際にはそのような取り組みがほとんどないという指摘を受けました。

 その一方で、「海洋資源」に焦點を絞り、高いレベルで個別に研究を進めようとしている點については、評価に値するというコメントもいただきました。

 その他のコメントとして、他の海洋関連都市との連攜を通じて「産業創出」の観點を計畫に加えることの助言を得ました。また、人材育成に著目している點についても高い評価を受け、さらにこの分野の発展を目指すために、「資源管理」を理解している學部生の人材育成の推進についてもご提案いただいています。なお、2019年2月28日付で中間評価報告書の最終版を受領しましたので、ご指摘いただいたポイントを本ニュースレターの最終ページに掲載しました。

評価委員

報告會の様子

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文部科學省特別経費「4次元統合黒潮圏資源學の創成」
 平成29年度進捗狀況報告會[2017]

 本格的に調査?研究および人材育成事業が開始した平成29年度の進捗狀況報告會が、2018年2月23日に朝倉キャンパスメデイアホ ルで開催されました。執印太郎研究擔當理事の開會あいさつに続き、2題の基調講演が行われました。

 來生新放送大學學長には、「海洋資源の持続的開発と政策調整メカニズム-海洋の総合的管理とは- 」についてご講演いただき、第3次海洋基本計畫策定に関わっているお立場から、沿岸域の保全と利活用における法的観點から解説していただきました。「海底資源開発とマントル掘削が拓く私たちの未來」と題した平朝彥國立研究開発法人海洋研究開発機構理事長のご講演では、専門分野であるマントル掘削の技術革新のご紹介に加え、それを応用した地下空間の活用方法 をご提案され、プロジェクトの推進において大変意義深い講演內容となりました。

 進捗狀況報告會では、平成29年度からプロジェクトに加わった海洋コア総合研究センターの浦本豪一郎研究員および奧村知世研究員が、自己紹介を兼ねてこれまでに取り組んできた研究內容の解説とその將來展望について披露されました。研究の進捗に関わるその他の話題として、高知県須崎市の浦ノ內灣の コアサンプルから読み解くウイルス株の変遷、室戸海洋深層水の腸內環境改善効果の検証や 室戸岬東岸域で生じる急潮の発生メカニズムの考察と過去に度重なる被害を受けてきた定置網の保護を念頭に置いた発生予測など、地域性の高いものについて発表が行われました。

 海洋人材育成については、2017年7月に開催された第11回黒潮圏科學國際シンポジウムを中心に、2014年度から始まった國費留學生優先配置プログラム の第1期修了生の輩出や臺灣およびフィリピンからの若手研究者を招き、高知大學の先端科學研究の體験や見學を行なったさくらサイエンスプランの様子について紹介されました。総合討論では、徳山英 一プロジェクトリーダーが座長となり、2題の基調講演の內容についての質疑を足掛かりに、より理解を深める意見交換が進められ、2018年度に中間評価を迎える本プロジェクトの推進に弾みをつける議論となりました。

平朝彥國立研究開発法人海洋研究開発機構理事長

來生新放送大學學長

報告會の様子

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文部科學省特別経費「4次元統合黒潮圏資源學の創成」
 平成28年度進捗狀況報告會[2016]

 平成28年度の進捗狀況報告會が、平成29年2月 24 日に朝倉キャンパスで開催され、執印太郎研究?醫療擔當理事の挨拶、8名のプロジェクトメンバーによる発表および平成29年度以降のプロジェクト推進の方向性を定めることを目指した総合討論が行われました。

 日本に溫暖な気候をもたらす黒潮の流路変動パタ ーン解析、北西太平洋の深海に眠る鉱物資源の成因や地上での採水による地殻の流動など地球のダイナミズムを解明する取組について、過去からの研究成果の蓄積や本年度得られた最新の結果などについて報告されました。また,海底の堆積物の微化石や現存する類縁種等の解析に基づく、長期夕 イムスケールでの黒潮の変動を明らかにしようとする試みについて紹介されました。さらに、海洋微生物からの有用物質の探索について、培養細胞に対する効果を示す物質の構造解析や新規物質の寶庫と言われる放線菌を海水や海底堆積物から採取する取組について示されました。一方、高矧大學における黒潮圏資源研究の継続的な推進を目指し、フィリピンおよび臺灣を中心とした東南アジア諸國の若手研究者を対象とした「クロスボーダー?エデュケー ション」について事例報告されました。

総合討論

進捗狀況報告

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文教速報掲載 [2016]

本プロジェクト「4次元統合黒潮圏資源學の創成」のキックオフシンポジウムの記事が文教速報に掲載されました。


キックオフシンポジウム
「4次元統合黒潮圏資源學の創成」を開催 [2016]

 平成28年10月7日(金)に高知會館「飛鳥の間」(高知市內)に おいて、キックオフシンポジウム「4次元統合黒潮圏資源學の創成ー 総合的海洋管理新時代の幕開け」を開催しました。このシンポジウムを通じ,海洋資源の維持?管理?有効活用について平成28年度より6ヶ年計畫にわたり包括的に研究するプ ロジェクトの趣旨?目標を多くの方に知っていただく事を目的としました。

 文部科學省研究振興局學術機関課の石崎宏明學術研究調整官を來賓にお迎えし、プロジェクトリーダー徳山英一海洋コア総合研究センター長による趣旨説明後,寺島紘士海洋政策研究所長による基調講演「海洋の開発利用、保全、管理を擔う人事育成への期待」、プロジェクト各課題(課題1: 海底鉱物資源,課題2:海洋生物資源,課題3:時空間資源環境変遷,課題4:総合的海洋管理教育プログラムICOM)擔當者による講演4件が行われました。講演終了後は,高知県教育委員會からの來賓を加え,講演者一同が登壇し人材育成への研究成果還元に的を絞った総合討論が開催されました。

 200海里海域面積が世界第6位の日本において、海洋の総合 的管理と持続可能な開発にむけた體制構築は喫緊の課題です。東南アジアから日本にかけての「黒潮圏」をケ ーススタデ ィの場として、様々な時間尺度("4次元")で地域資源の評価?有効活用?マネジメントを體系化し,人材育成を実踐しようと するプロジェクトの始まりとなりました。

 當日は、東アジア海域環境管理パ ー ト ー シップ (PEMSEA)の初代議長Chua Thia-Eng博士にもシンポジウムヘご參加いただき、學生?地域住民を含む総勢約120名が、講演や討論に耳を傾けました。総合討論では會場の學生から、「各教員が専門性の高い研究を推進するとともに、その楽しさを學生にきちんと伝えて欲しい」などの大學教育の目指すべき姿等、プロジェクト推進者である教員に対して極めて本質的な質問が投げかけられ,人材育成に関する議論を大いに盛り上げました。休憩時間やシンポジウム終了後の情報交換會においても、様々な立場の參加者が 同に會し活発な意見交換が行われました。

海洋政策研究所所長
寺島紘士さん
海洋政策研究所所長の寺島紘士様からは、総合的な海洋?沿岸域管理に関する高等教育の必要性と、海洋の開発利用、保全、管理を擔う人材育成への期待の言葉をいただきました。

文部科學省研究振興局
學術機関課學術研究調整官
石崎宏明さん
文部科學省學術研究調整官の石崎宏明様から、海洋関わる學術政策の現狀や展望についてこ紹介いただくとともに、本プロジェクトの発展への期待の言葉をいただきました。

総合討論
総合討論では、墓調講演やその他の講演の演者に加え、高知県教育委員會次長の藤中雄輔様にもご登壇いただきました。本プロジェクトをはじめとする海洋資源の利活用や環境保全に関する研究成果に基づく人材育成を主な題材として、 會場を巻き込んだ議論を行ないました。

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ラジオ番組出演 高知の未來は海にあり [2016]

 FM高知のラジオ番組「THEこうちユニバーシティCLUB」に出演し,「高知の未來は海にあり!」と題して本プロジェクトの紹介を行ないました。


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